
https://ike-da.co.jp/works/タイル貼りにこだわった、高級感のあるスタイリ/
ペットも家族というこの時代、もはやペットと一緒に生活するのは当たり前。
注文住宅の購入を検討されている方に、ペットも快適に過ごせる家にする間取りのアイデアをご紹介します。
犬2つ、猫2つ、爬虫類1つ、すべてのペット共通のアイデアを1つあげていきますので、ペットと暮らしやすい家にするためにぜひ参考にしてください。
ワンちゃんは外出や散歩が大好きです。
外出の際に必ず通るのが「玄関」。玄関は住んでいる人が靴を着脱する場所である以外に、来客者を出迎える場所でもあります。犬の足跡で汚れていたら、人によっては不快に思うかもしれません。
そこで、玄関に犬専用の通路を設け、直接室内に繋がるような間取りにしてみましょう。スペースにある程度余裕は必要ですが、ワンちゃんにとっても人間にとっても快適です。
玄関に犬専用の通路を設けたら、その先にワンちゃんのための部屋を作ります。
犬も人間と同じで、落ち着ける空間を欲しています。そんなに広い間取りである必要はなく、1.5畳~2畳程度で問題ありません。
理想的なのは庭にドッグランを設けることですが、難しいようであれば屋上を利用するのも手です。また、小屋を設置する予定がある場合は、庭の間取りを広く取りましょう。
犬は猫とは違い、高所や段差が苦手です。急なスロープのある階段があったりすると、飛び降りた時に足腰に負担がかかってしまいます。場合によっては骨折してしまうことさえあります。
家の中の段差はできるだけ少なく、また緩やかな造りにしておくのがよいでしょう。ペットの苦にならない造りにしておくことで、妊娠時や高齢になった際に人間にとっても優しい環境となるので大きなメリットとなります。
ペット用のステップやスロープも打っているので、もし段差が高い場所があれば、購入を検討してみるのも1つの手段です。足腰や視力が弱っている場合、スロープタイプを選ぶとよいでしょう。
猫はひなたぼっこが大好き。ワンちゃん同様、猫専用の部屋を用意してあげるとよいです。
日当たりの良い位置に作ってあげるとなおベター。南向きのリビングの壁にキャットウォークを設けるだけでも十分です。
猫は上り下りの運動をする習性があります。キャットウォークが設けられていないとキッチン棚や本棚を代替えにしてしまうため危険です。
また、犬と猫を同時に飼う場合、部屋を分けてあげることをおすすめします。
猫のトイレのしつけは比較的簡単だといいます。というのも、猫は砂箱にフンをする習性をもっているからです。それを利用しない手はありません。
猫部屋やキッチンの壁に猫専用の小さなトイレを設け、そこに砂を敷いておけばしつけがより楽になり、飼い主さんの負担も減ります。
犬は高所が苦手な子が多い傾向にありますが、猫は逆に高所を好みます。野生だった頃に安全と安心を求め、木の上などに登って身を守っていたのが習性として残っていると考えられているそうです。
キャットタワーやキャットウォークを設けておけば、猫も好んで遊んでくれるでしょう。ただし、急に飛び降りたりすることも考えられるので、付近の床は足に優しい素材にしておくのが良いかと思います。
また、猫には爪とぎの習慣もあります。壁や床で爪をといでしまうので、家の中にキズを作ってしまいがちになるのが懸念点です。このことを理由として、「犬はいいけど猫はだめ」というアパートもあります。
対策として、爪とぎ用の麻縄を用意しておくことをおすすめします。猫が爪をとぎそうな箇所を保護するのもいいですし、麻縄でできた猫のおもちゃを置くのも良いでしょう。はげしく爪とぎをしても動かない安定感があり、体を伸ばした状態でもとげる爪とぎを用意するのも対策として使えます。
最近、ペットの中でも人気を集めているのが爬虫類です。カメやトカゲ、ヘビなどの種類がいますが、爬虫類の成長や健康維持には日光浴が欠かせません。
飼い主さんの中には屋外で飼うという方もいますが、屋外飼育は脱走の恐れがあります。
そこで、屋内飼育しながら自然光で日光浴できるサンルームやバルコニー、テラスを設けると良いです。
ペット観賞が趣味の方であれば、インナーテラスにしてリビングと隣接させれば、いつもペットと顔を合わせることができますよ!
地震の際の安全性を考慮するのであれば、飼育ケージ(水槽)を造作家具として設置するのがおすすめ。万が一の時にも、ペットに危険が及ぶ可能性が低くなります。
ペットシートやペット用アメニティはもちろん、ペットフードは意外と場所を必要とします。一緒に暮らすのが犬、猫、爬虫類のいずれにしても、ペット専用の収納があると非常に便利です。
人が使う収納ほど広いスペースはいりませんが、普段使うペットグッズを入れておけるくらいのスペースは用意しておきましょう。
「愛するペットと末永く一緒に住んでいきたい」
「これからペットを飼おうと思っている」
そういった方はぜひ、今回のアイデアを参考にしてみてくださいね。
犬や猫の足は思いの外か細いものです。また、足裏には肉球があるため、特に足元には気を遣う必要があります。
例えばつるつると滑るフローリングの場合、足が空回りし肉球を痛めてしまう恐れがあるのが難点です。また、必要以上に足を動かしてしまう分、床にキズが入りやすくもなります。ペットの足に、ある程度のグリップ感を持たすことができるような工夫をするべきでしょう。
ペットの生活スペースにはコルク材を使用したり、ペット用のコーティングをしたりするのが一般的です。床材の使い分けが難しい場合は、ホームセンターなどでペット用のマットを購入し、設置することもできます。
ペットを飼う上で重要となってくるのが、ペットのプライバシースペースです。人間との共存はもちろん、2匹以上のペットがいる場合はお互いの縄張り争いが起こる可能性もあります。
人間以上に振動や音、気配に敏感であるため、あらかじめきちんとしたスペースを設けておくのがおすすめです。特に動物は排泄時に警戒心を張り巡らす傾向があるため、トイレスペースは落ち着くことのできる空間にしてあげるのがよいでしょう。
ペットと共に散歩をする機会も多いのではないかと思います。屋内で飼っているのであれば、どうしても足の汚れが気になってしまうはずです。
対策として、玄関の近くにペット用の足洗いスペースがあるのが好ましいでしょう。散歩から帰り、足を洗ってすぐに家に入ることができるため、家の床を汚してしまう心配がありません。
また、自宅の庭スペースで散歩をさせたい場合、ウッドチップを敷き詰めて置くと足腰への負担が軽減されます。ヒノキやヒバを使ったウッドチップであれば、消臭効果や防虫効果などのメリットもあるのでおすすめです。
犬の死因で最も多いのがフィラリアであり、蚊に刺されることで発症するため安全で衛生的な環境を作らなければいけません。ペットの安全を守るためにも、外に出る際や屋外で飼う場合は虫よけグッズを使うようにしましょう。
犬や猫は好奇心が強く、中にはいたずら好きな子もいます。扉が空き次第急に飛び出したり、台所に置いておいた食材を食べられたりだけでなく、触れてはいけないものに触れてしまうなど、経験した人もいるはずです。場合によっては、ケガをしてしまう恐れがあります。そうならないためにも、入られると困る場所にはペットフェンスを設けておくのがよいでしょう。
バルコニーに飛び出してしまった際、落下してしまう可能性も考えてバルコニーに落下防止の柵やフェンスを設置しておくのも大切です。実際にバルコニーからの落下事故は起こっているので、危険からペットを守るためにも対策は必ずとっておきましょう。簡易的な目隠しをするだけでも効果はあります。
部屋と廊下の間にドアがある場合、ドアをカリカリと引っ掻いてしまい、キズを作ることは少なくありません。特に飼い主の姿や気配を感じる時に、興奮してドアを引っ掻く場合が多いようです。
ドアにペットドアを設置すると、ドアを開けずともペットが通ることができるので便利かつドアのひっかき防止になります。都度ドアを開ける必要もなくなるため、光熱費のちょっとした節約にもなるのがメリットです。
DIYによる取り付けも可能であるため、腕に自信があればトライしてみるのもよいかもしれません。
自由設計
プラン
※約40坪で建てた場合の建設費用